裸足で生活する時間が多かったり、鼻緒の付いた下駄やサンダルを普段から履いていて、しっかり「足」を使う生活をしていると「脚」(特に膝下)が引き締まってきます
足を使うとは、足の指をちゃんと使う、足裏もちゃんと使うということ
そうすると歩き方も変わるし、歩き方が変われば脚の形も変わっていき、もっと言えば姿勢も変わってきます
これは自分自身でも実感していて、普段よく下駄を履いているのですが、靴よりも下駄を履いている時の方がなぜか姿勢が良くなります(慣れは必要ですが)
以前に、柔道家の人達への調査で「鼻緒のある草履や下駄を履いている人の方が、足の指が使えていてバランスを崩しにくい」という番組を見ました
お相撲さんもみんな草履や雪駄をよく履いています
雰囲気や見た目だけでなく、身体の機能性の理にかなった格好なわけです
江戸時代の褒め言葉に「小股の切れ上がったいい女」という表現があります
諸説ありますが「小股」にあたる部分が膝下や足首で「アキレス腱が綺麗に見えていたか」という説もあるそうです
現代でも通じる価値観です
大根足が気になる、足首が太くてくびれていないなど
膝下に関しては遺伝の影響が大きい部位なので、生まれつきというのもありますが
足をちゃんと使う習慣が無いせいもあるかもしれません
靴は確かに歩きやすくなります
つまり、足指や足底をきちんと使わなくても楽に歩けてしまう便利なアイテムです
脚の筋肉にも素足の時ほどの細かいアクションが要求されないので、あまり使われない筋肉も出てくる
だから引き締まらないのかも
膝下の筋肉は何のために付いているのかというと、脚を動かす為ではなく足首から先を動かすためにあります
足の指でグー・チョキ・パーが当たり前にすぐ出来ない人なんかは要注意
靴を履くスポーツでも、パフォーマンスアップのために
時々、裸足で同じことをしたほうがいいんじゃないかと思います
~加筆
と思ったのですが
足の指が体重を支え、身体の軸に関わるのかには少し疑問も持っています
足の指にあたるのは指節骨
でも指節骨に体重を預けきる事はできないので、中足骨のほうが大事なんじゃないかと思います
指節骨は多分きっかけに使う場所
親指の母指球のあたりには種子骨という出っ張った部分があります
なんでわざわざそんな出っ張った骨を人体はつけているのか?
たぶんそこに体重を乗せやすいからなんでしょうね
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