あなたは、その火をどう消しますか?


火

あなたの目の前で、ほったらかしにしていた台所のフライパンから、火が出てモクモクと煙が上がっています

火災報知器もうるさく鳴っています

もしこのまま放っておいたら、火が大きくなって自分では手がつけられなくなり、火事になることでしょう

あなたならどうしますか?

まずは誰だって火を消そうと、咄嗟に初期消火を試みるはずです

それで鎮火すれば「ホッ」とするし、火事にもならずに済みます

その後で、うるさく鳴っていた火災報知器も落ち着いて止められます

その時にまさか「火災報知器を止めれば、火が消える」なんて思う人はいないと思います

火災報知器はお知らせ(サイン)ですからね

実はこれは、不調がある人に当てはめて欲しい考え方です

火は「不調」、火災報知器は「症状や痛み」です


なかなか改善しない人、なかなか治らない人、繰り返す人にありがちなのは

「火災報知器(症状や痛み)を止めて、火(不調)を消そうとする思考の人」です

意外にも、こういう人は本当に多いです

「火を消したいから、火災報知器を止めてくれ」では、静かにはなっても火は燃え続けます

そして、サインというからには必ず理由があります


それは「自分を見つめ直して欲しい」というカラダからの警告です


なのでそれにきちんと向き合わなければ、カラダからはどんどん強いサイン(症状や痛み、なんなら病気)へ変わっていきます


じゃあ、その火の種はどこにあるんでしょうか?


それは自分の心の中、心理的、思考的な部分にあります


高等動物であるほど、心と体はやはり繋がっていて、心の様相が身体に現れています

一般的によく言われる「解剖生理学的な原因の説明」は全て、身体のみにフォーカスした「機序」であって、根本原因とは言えません


例えば、ギックリ腰の原因が「〇〇筋という筋肉を痛めたからだ」とか「〇〇に歪みがあったからだ」と原因は言ってくれますが


腰が悪い人なんていくらでもいるのに、そもそもなぜ「わざわざ自分が」そうならなければならなかったのか?

という理由は、そこにはありません

何かをクリアにするためには、自分自身を見つめ直して、自分自身で処置することが求められます


そのため必要なのは、まずは自分が「本来の自分」を知ることです

そもそも「自分のことは、自分が一番よく分かっている」と本当に言える人なんて、じつは思いのほか少ない

もし何かで悩み続けているなら、まずは「火災報知器を止めて、火を消した気でいる事」から卒業しましょう