あなたは、その火をどう消しますか?

2017/09/11

あなたの目の前で、ほったらかしにしていた台所のフライパンから、火が出てモクモクと煙が上がっています。

火災報知器もうるさく鳴っています。

もしこのまま放っておいたら、火が大きくなってどこかに引火し、自分では手がつけられなくなってしまいます。

最悪、火事になることでしょう。

 

さて、あなたならどうしますか?

 

まずは誰だって火を消そうと、咄嗟に初期消火を試みるはずです。

それで鎮火すれば「ホッ」とするし、そのまま火事にもならずに済みます。

その後、うるさく鳴っていた火災報知器も落ち着いて止めれます。

 

その時まさか「火災報知器を止めれば、火が消える」なんて思っている人はいないと思います。

火災報知器は、火事になる前のお知らせ(サイン)ですからね。

 

実はこれは、不調がある方に当てはめて欲しい考え方なんです。

 

火は「不調」、火災報知器は「症状や痛み、あるいは病気」です。

 

なかなか改善しない人、なかなか治らない人、繰り返す人にありがちなのは

「火災報知器(症状や痛み)を止めて、火(不調)を消そうとする思考の人」

以外にも、ほんとうに多いことです。

 

「火を消したいのに、火災報知器を止めてくれ」では、静かにはなっても、粛々と火は燃え続けていくのと同じです。

 

そして、サインというからには必ず意図があり「自分自身への問いかけ」とも言える健気なものでもあります。

それは「自分を見つめ直して欲しい」というカラダからの警告です。

それにきちんと向き合わなければ、カラダからはどんどん強いサイン(症状や痛み、なんなら病気)へ変わってく事もあります。

 

もし、そうなったらツライでしょうね〜。

でも、そういう方が現実には結構います。

 

じゃあ、その火種(ズレ)はどこにあるんでしょう?

それは、自分の心理的、思考的な部分(つまり心の中)にあります。

簡単にいうと、心と体はやはり繋がっていて、それが高等動物であるほど、ココロの様相がカラダによって体現されています。

 

なので、一般的に整体とかでもよく言われる「解剖生理学的な原因の説明」は全て「機序」であって、根本原因とは言えません。

例えば、ギックリ腰の原因が「〇〇筋という筋肉を痛めたからだ」とか「〇〇に歪みがあったからだ」と原因は言ってくれますが

「そもそも何故、わざわざ自分がそうならなければならなかったのか?」という火種は、そこには無いからです。

 

ので、何かをクリアにするためには、自分自身を見つめ直して、自分自身で処置することが求められます。

そのためには、まずは自分が「本来の自分」を知るところから始まります。

 

そもそも「自分のことは、自分が一番よく分かっている」と本当に言える人なんて、じつは思いのほか少ないです。

 

もし何かで悩み続けているなら、まずは「火災報知器を止めて、火を消した気でいる事」から卒業しましょう。

 

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