top of page

※一個人の経験上の考察です

【身体の歪みについて】
・カラダの歪みはすべてダメというのは勘違い
・カラダの歪みには「自然な歪み」→「過度に自然な歪み」→「不自然な歪み」の3パターンがある
・「自然な歪み」は、誰にでも日常的に起こる(疲れれば歪む)
・「自然な歪み」は、適切に休めば解消される(ただし、カラダに対する感覚に大きなズレがない場合)
・「過度に自然な歪み」は、現代人にとても多い(不調の出方は人それぞれ/心理的要因も関係)
・「自然な歪み」→「過度に自然な歪み」に発展する主な要因は、疲労やストレスの蓄積/カラダに対する感覚がズレている/軽いケガや故障など
・「不自然な歪み」には、心理的な問題/極端な生活環境や劣悪な労働環境/大きなケガや病気などが背景に潜んでいることが多い

【整体での物理的な矯正への疑問】
・物理的な矯正はほとんどの場合、一時凌ぎで終わることが多く、それを補うために運動やリハビリを推奨している
・歪みの詳細(動いている身体の中で移り変わる他人の歪みの状態)を、確実に把握できる施術家はほぼ皆無
・「どの部分を」「どの位置や方向に向かって」「どれくらいの力やタイミングで」矯正するのかを、一人一人異なる「その人の身体にとっての正解」を100%正確に把握して実行する事は不可能

【クラック音の正体】
・​矯正ができた音ではない
・「ポキッ!」と鳴るのは、キャビテーション現象(関節包内での急激な陰圧状態による気泡の破裂→軟骨にダメージ)
・「ポキッ!」が気持ちよく感じるのは、その瞬間に脳内から麻酔のような物質が分泌されるため(だから癖になりやすい)
・逆にいうと、脳内麻酔が出なければならないような行為をわざわざやっているということ
・自分で動いている時に自然と「ポキッ」と鳴るのは、自然現象なので仕方ない

・「ポキッ!」っと鳴ると気持ちよく感じるのは、その行為が脳の側坐核を刺激しオピオイドという脳内麻薬が分泌されるかららしい(逆にいうと、脳内麻薬が分泌されなければいけないような現象)
・脳内麻薬が分泌されるので「ポキッ」はクセになる(自分でわざと鳴らそうとすると、無理に捻るようになるので危険行為)
・「音が鳴ったから矯正できた」なんて考えている施術家がいたら、大なり小なり必ず施術事故を起こしているので要注意(当人も知らず知らずのうちに相手のカラダの秩序を少しずつ崩壊させている)

​【結果を変えるために、結果にアプローチしても意味がない】
・つまり、​筋肉の状態を変えるために、筋肉にアプローチしても意味がない
・マッサージは疲労感の緩和や慰安には良いが、ほんの少しで良い(過度なマッサージは、往々にして逆効果)
・強押しを求める人は、すべからく感覚がバカになっている(そのおかげで筋肉もどんどん硬くなっている)
・むくみをマッサージで流しても、またむくむ​
・本物の指圧師は、押す圧が本当に軽くて「原因のコリにだけ」アプローチできる
・「肩甲骨はがし」という言葉のおかしさ(マンガの影響を受けすぎている)

bottom of page