個人的な事で、一般的にはどうでもよい話かもしれませんが
スポーツを観て感動や興奮やすることがあっても、芸術性は感じた事がありません
じつは、ここに両立はないと思っています
スポーツにアートを見出そうとする人もいますが、それは昔からよく理解できません
フィギュアスケートやダンススポーツなんかを観ててもそうです
それっておかしいのかな?と感じる事もたまにありましたが
この前「スポーツは 現象 を見て喜んでいる」という話を聞いて、すごく腑に落ちました
スポーツで起こっている事は、身体能力が起こしている「現象」です
もっと言えば、例えばプロの音楽家が楽器を弾いて良い音が出ているのも、画家が綺麗な絵を描けるのも「現象」です
別に「現象」が下とか言っているわけではありません
人は、その時の「すごい現象」に感動や興奮をするようにできています
凄いものは凄いで良いのです
でも、スポーツは好きでも【感動や興奮=芸術性】を感じなくても当たり前なのです
それにそもそも、スポーツが「芸術の定義」に当てはまっていません
あくまで個人的な定義ですが
「複製できない、あるいは複製が極めて困難」で「ストーリーや思想が内在している」ことが芸術 だと思っています
例えば最近、芸術的だなと感じたのは【樹齢3000年の縄文杉】でした
映像でですが、見た瞬間に「これは芸術的だな」と感じました
だからスポーツで芸術性を感じるという事があったとしても、ものすごくレアなことなんじゃないかとなります
人の受け取り方は様々なので「感性に響けば何でも芸術じゃん」というのもありだと思いますが
何にしても敷居を下げれば、その価値も低くなっていきます
単に、綺麗だから、独特だから、音色が良いから、雰囲気が良いから、凄いからは芸術ではない
だからスポーツと芸術は両立しないし、もし芸術だというならそれは競技としては成立しない(ストーリーがあったら八百長じゃん)
そんな感じでこれからもスポーツを楽しんで観ていこうと思います
めでたしめでたし
Comments