姿勢とは「変えてもらうもの」でしょうか?
いやいや、違います
「変わるもの」です
では、姿勢が悪いから不調になるのでしょうか?
これも違います
姿勢は「本人に合わせて」わざわざ悪くなっています
人の身体も自然が作り出した自然の一部ですから(それが不調であっても)身体にとって必要のないことは起こりません
じゃあなぜ、姿勢が悪くなるのでしょうか?
日常生活や仕事のせい?
ではなぜ、同じことをしていても
そうなる人もいれば、そうならない人もいるのでしょうか?
デスクワークで肩が凝らない人もいます
力仕事で腰痛にならない人もいます
長距離を運転しても疲れない人もいます
他にもいくらでもあります
同じ環境下におかれても個人差が出てくるのは、なぜでしょうか?
それは、体格や年齢だけの問題ではなく
自分の持っている「解釈」に改善の余地があるからです
つまり、自分の受け取り方の問題です
例えば、自分にとって「とても欲しいもの」があれば
いつもは苦痛だと思っていたことも
すんなりこなしてしまったりするものです
そんな時の自分の中には「勢い」があります
それは外から見ても分かります
「姿勢」としても現われてきます
それは逆に、自分の中に「勢い」がないときにも
「姿勢」として現われてきます
文字通り、「姿」に「勢」と書いて「姿勢」です
だから勢いのある人は皆、姿勢がいいのです
いつもは姿勢が良い人でも、何か心身に不調あれば「姿勢」が悪くなってきます
そして、回復すれば「姿勢」も元に戻っていきます
(参考)
姿勢だけでなく、表情、目つき、筋肉の状態、肌のつや、ハリなどにもあらわれます
逆に姿勢が悪い人は、自覚のあるなしに関わらず、心身に何らか不調を内在させています
姿勢が悪い原因は内側にあるので、矯正してもしょうがないのです
姿勢矯正みたいな他人に変えてもらった姿勢では、自分にとって不自然で長続きしません
だから、自分に「勢い」がみなぎってくるケアが必要になってきます