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人体と回転の関係


北半球における低気圧は「左回転/上昇気流」、高気圧は「右回転/下降気流」です

例えば、低気圧の代表格「台風」

海水温が上がる→上昇気流が発生→北半球では自然にそれが左回転


海上を移動している間は、どんどん大きくなってエネルギーを放出しています

そうやって地球上の大気をクリアにしています


地球は自転しています


その地球も、太陽系を公転しています


その太陽系も、天の川銀河を公転しています


棒渦巻銀河というそうです

わかりませんが、もしかしたら天の川銀河も宇宙の中を公転しているのかもしれない


考えると広大なロマンがありますね


もちろん小さな世界にも回転はあります

例えば「体」→「細胞」→「分子」→「原子」→「素粒子」


どんどん細かくなっていきます


電子は、原子核の周りをグルグル回転しているといいます

「色即是空」という仏教の言葉でもこういう見方ができます


もちろん身近な日常でも回転は活用されています

ネジを締める時は右回し、緩める時は左回し


蛇口を締める時も右回し、緩める時は左回し


右回しで締めた方が緩みにくいからです


雑草や野菜を抜く時は、左にねじりながら引っ張ると抜けやすい


植物は右回りに根を張っていくらしいです


なぜか?と言われても、それが自然の理なんでしょうね



そういえば、社交ダンスでも右回転のことをナチュラルターン、左回転のことをリバースターンと言います


なんで右回転をナチュラルと言うのかは分かりません

でも技術的なことは別として、右回転のほうが目が回りにくくて、左回転のほうが目が回りやすい、バランスが難しい(気がします)


右回転だと床に足を押しつけやすい(気がします)



空手界のゴッドハンド 大山倍達は、パンチのことを「殴る」のではない「突く」のでもない「ねじ込め」と言っていたらしいです

元ボクシング世界チャンピオンだった"神の左"山中選手も「拳を遠くへねじ込む」と言っていたそうです

「直線的な動き」ではなく「螺旋の動き」のほうが相手に効く(見えない威力が浸透する)ということです

実はこれは施術でも同じです


押す、引く、叩くよりなどの直線的な手法よりも、螺旋回転を用いたほうが相手に浸透します

なので僕の施術は、螺旋回転の力を応用したものになっています


「突くのではなく」「押すのではなく」「叩くのではなく」


螺旋回転のみを対象に施す

自然界では直線的な現象よりも螺旋的な現象の方が普通です

そもそも生物の設計図のDNAも二重らせん構造です

人知の及ばない絶対的な法則があるのかもしれませんね


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